musubi interview : 海東 和貴

所属:【ザ・プロフェッショナル】主宰
株式会社オーシャンイースト 代表取締役CEO
株式会社東京中央コンサルティンググループ 取締役CMO

好きな移動方法:徒歩、次いで新幹線、次いで飛行機
趣味など:趣味は旅行です。これまで31ヶ国に渡航して、チェコ・ラトビア・ウズベキスタンなど割とマニアックな国へも行っています。最近は触発されるキッカケがあって、ピアノの練習を再開しました。カメラ関係は昔から好きで、ビデオカメラ、一眼レフ、コンパクトカメラなどを合わせて、10台くらい自宅にカメラがあります。
家族構成:妻、長女(小4)、長男(小2)、次男(幼稚園年中)

編集部より:
私たちmusubi projectは大きな課題を抱えています。

さまざまな企業に所属する有志が集まった私たちは、月に一度業種を超えて定例会を開催しているのですが…会議の冒頭「今日も皆さんのお知恵を拝借したい」と宣言するリーダー丸山社長は恐らく真剣にそう思って会議に参加されているのですが、musubiに対する思いが熱すぎて、気がつくと丸山さんの独演会のようになっているという課題です(笑。

独演会を優しく見守る黒木さん、一緒に熱く展望を語られる夏間さん、〆にダジャレや面白いキャッチフレーズを言うことしか考えていない島という個性豊かで奥ゆかしいメンバーの中で、「これは会議だったんだ」「いつから独演会だと錯覚していた?」という感覚を取り戻してくれる頼もしい舵取り役が海東さんです。

その質問は鋭く、時間管理は厳しく、効力は絶大。

しかし不思議と反発する気持ちは全く湧いてこない。それはきっと海東さんがご自身の知識や経験やノウハウを披露して自分の意見に皆を従わせようとするのではなく、「この答えは皆さんの中にありますよ」というスタンスで私たちを導こうとしてくれているからなのでしょう。

これが経営参謀、コーチというものなのかと感心しっぱなしです。
Cool Head, Warm Heart(冷静な頭脳と温かい心情)という言葉さながら、いや、冷静な頭脳と熱すぎるハートのぶつかり合いで何処かへ向かって進んでゆくmusubi projectに今後もご期待ください。

個人的には海東さんはジェスチャーや仕草が落語家っぽいというか、舞台俳優っぽいというか、クールな方には珍しい「遠くからでも何をしているかわかる」感じの立ち居振る舞いが面白いなと感じています。

…扇子かな。この間扇子を持たれているのを見たからそう思ってるだけかも知れません。センスのカケラも無い回答をいたしまして、大変失礼いたしました。お後がよろしいようで。

Q. まずは普段のお仕事について教えてください

自分が代表を務める会社など幾つかの組織に所属していますが、基本的には「経営参謀」が主な仕事になります。
経営者の参謀・相談役としてコミュニケーションを取り、企業の成長をデザインする仕事です。

私は源頼朝の側近として鎌倉幕府の創設に貢献した大江広元の子孫にあたるようで、曾祖父は、電力王と言われた松永安左ヱ門(やすざえもん)氏を支え、共に中部電力を立ち上げた人物です。先祖代々「第一線のリーダー」を支え、時に一緒に戦い、より良い社会の実現を目指してきた家系に生まれ、自身もそれを体現しているので「経営参謀」という肩書を使っています。

世界をもっと魅力的にする「かっこいい背中」の大人を増やすために、経営参謀として、これまでに300の中小企業・法律事務所å・税理士事務所・社会保険労務士事務所・司法書士事務所・学校法人などの経営を支援してきました。あとは人材教育にも力を入れていて、企業の部門責任者や幹部候補の育成のための研修プログラムの開発・実施にも力を入れています。

musubiプロジェクトでは、会議の進行の整理、法的手続きの支援、本プロジェクト代表の丸山さんの思考の整理が主な担当分野です。

Q. そんな海東さんがmusubiプロジェクトに関わるようになったキッカケを教えてください。

本プロジェクトの代表者、丸山和博さんとの出会いは、2009年。
従って、このインタビューを受けている日からすると、およそ8年前です。

羽田空港のターミナル、搭乗ゲートまでの動く歩道の上で、ほぼ初対面にも拘わらず濃い話をしたことが、ご縁のきっかけです。その後、お互いに頼り頼られ、色々な依頼やお願いを出し合う中で、当然「断る」というアクションが生じます。一度、彼からの依頼事項に、後から振り返ればかなりドラマティックな方法で「断る!」という状態から「承諾!」に転じたことがあります。

その話はここでは省きますが、まぁ、ここまでの話が何だったんだということにもなりますが、そんなような流れから(「musubi」にはとりあえず参加しておこうか)と思ったのがきっかけです。いや、嘘です。そんな温度感ではありません。
よくある被告の供述をアレンジするとすれば、「わくわくしてやった、後悔はしていない」という感じでしょうか。

Q. そんなにわくわくするほどmusubiプロジェクトが面白くなりそうだという予感があったということでしょうか?

いや、特にないですね(笑。

Q. クール(笑。熱い丸山さんとクールな海東さんの対比から商品が生み出されていくのもmusubiプロジェクトの醍醐味のひとつですね。普段musubiはどのように利用されていますか?

子どものお手ふき、外出時のお手ふき、友人や仲間を驚かせるアイテム。
あたりですかね。

人に渡す時には「これ、すごいよ」とだけ伝えて渡しています。

自社では基本的に「目に見えない」商品しか開発していないので、目の前で「モノとして存在する商品」の開発を体験できるmusubiプロジェクトは、単純に面白い機会だなあと感じています。

自分は先ほどもお話した通り、「かっこいい背中」の大人を増やすことを目標に経営参謀として活動しているので、かっこよくないこと、かっこよくない人を生み出す仕事はしません。musubiプロジェクトを通じてプロジェクトメンバーだけでなく、musubiを使ってくれる経営者の皆さんが結果的に「かっこいい背中の大人」になっていくようなお手伝いができればと思います。

営業マンが「なぜか企業の社長室に通されると、どこにも必ず置いてあるおしぼり」という体験をするような未来を実現してみたいですね。

Q. ありがとうございます。最後に他のmusubiプロジェクトメンバーの印象を教えて貰えますか

丸山和博さん(株式会社三企) >>
日系イタリア人。

島さん(株式会社ROOM810) >>
クールなのに、熱い。ドライアイス、冷たいけど(女性が近づくと)火傷する。

伊藤さん(株式会社ROOM810) >>
芸術的インテリ。

夏間さん(株式会社サンワ) >>
女性的感性と、眼力。

黒木さん(日本ラインファースト株式会社) >>
好きな移動手段が、私と一緒で“徒歩”ではないかと思う。

PAGE TOP